のびやかなデザインがうまいプジョーだが、クルマの名前が三桁から四桁になると、コンパクトにみえるよう、まとめてくるようだ。全幅は1835mmあるというのに、実際に対向車線から向かってくるクルマを見ると、きゅっと小粒なクルマに見える。
1.2リットルの『ゴルフ』。こう聞いてしょっぱい気持ちになったとしたら、それは時代に乗り切れていない証拠。試乗直前の私のことである。
『5シリーズ』のモデルチェンジの動向を気にしている人は大勢いることだろう。
売れているのだろう。最近、都内でもよく見かけるように。若い夫婦も多い。ヒエラルキーがはっきりと定まってしまったセダン系に比べて、X系はまだまだ新しい。そういう意味では、ダウンサイジングにもぴたりとハマるし、入門用新車としてもウケると思う。
運転操作中はそれを意識することはあまりないが、信号待ちなどで停車したときに見上げると、視界の広さや開放感の大きさに驚かされる。このウインドーによる爽快なドライブフィールが『C3』の大きな魅力だ。
『7シリーズ』同様に、カタチは先祖帰りしたなあ、が第一印象だった。7をぎゅっと縮めたようなスタイルだから塊感もあって、ノーズが妙に間延びして見える7よりも安定したカタチである。
よくできましたと評判の新型『ポロ』。そこをぐっと堪えて1.2シングルターボTSIを待っていた人には朗報だが、我慢し切れずに買ってしまった6000人の現オーナーさんには申し訳ないニュースになるかも・・・。ポロ、いよいよ本命上陸!
単純に言うなら『C3』の基本プラットホームをベースに作られた3ドア車だが、特徴的なデザインを採用すると同時に、ビークルパーソナリゼーションとして豊富な選択肢の中からユーザーが自由に内外装を選択をできるようにするなど、C3とは明確な違いが設けられている。
新しい『5シリーズ』は『7シリーズ』系のプラットフォームを使うことでひと回り大きなボディを持つようになった。BMWに限った話ではないが、モデルチェンジを重ねるごとにクルマのボディ、エンジン、タイヤが大きくなっていくのは何とかして欲しいものだ。
またしても新たに車種のラインアップが増えたBMWだが、このご時世、こうしたあまり高価ではない、身近に感じられるクルマが増えるのは大歓迎だ。