VWグループ、「電動アーバンカー」ファミリーを初公開へ…IAAモビリティ2025

VWグループのIAAモビリティ2025ブースイメージ
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フォルクスワーゲングループは、9月にドイツ・ミュンヘンで開催される「IAAモビリティ2025」において、「グローバルオートモーティブテックドライバー」への変革を目指す取り組みを発表する。

同社は「テック・フォー・ザ・ピープル」をコンセプトに、顧客に最高の車両、技術、デジタルサービスを提供するとしており、今回のIAAでは、技術革新の実証と複数の車両の世界初公開が予定されている。

特に注目されるのは、ブランドグループコアの新しい電動アーバンカーファミリーで、最高の自動車技術を誰もが利用できるようにすることを目指している。また、プログレッシブ(革新的な)およびスポーツラグジュアリーブランドからも先駆的なモデルが初公開されるという。

フォルクスワーゲングループは、展示会期間中の6日間にわたって包括的なプログラムを実施する。プレス・デザインデーでは、主要テック企業と連携し、車両におけるAI技術とバッテリー技術の革新ドライバーとしての取り組みを紹介する。

ポリティクス・AIデーでは、競争力向上のためのAI技術の包括的活用を実演し、欧州の技術革新と回復力強化について業界リーダーと議論する。テクノロジーデーでは、バッテリー、プラットフォーム、充電、エネルギーに焦点を当てた基調講演とパネルディスカッションが行われる。

ソフトウェアデーでは、自動運転、車両内インテリジェントユーザーエクスペリエンス、コネクテッドモビリティソリューション、AI活用など、明日のスマートモビリティに関する先駆的技術と戦略について専門家が議論する。

最終日のヒューマンリソースデーでは、グローバル自動車テックドライバーを目指す野心から生まれる研究・教育・企業における機会について洞察を提供する予定だ。

《森脇稔》

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