メルセデスAMGのトップエンドを飾るモデルとして存在していた『SLS AMG』の後継となるのがこの『GT』。
メルセデスベンツ『Cクラス』をベースとしたスペシャルモデルである『AMG C63S』は、とんでもない高性能さを秘めたモデルだった。
むかし『フェアレディZ』に“2by2”があったように、5シーターの『2シリーズアクティブツアラー』に+2のシートを追加、7人乗りのMPVに仕立てた同車。「アクティブ…」に対し、全長が215mm、ホイールベースで110mmそれぞれ長い。
人生このかた、雨の湘南、134号線をクルマで流した経験ならいくらでもある。けれどこんなとてつもないマシンの車窓から、まさか煙る江ノ島を眺めることになろうとは……。
ジャガーのデザインがクラシックからモダンに切り替わったのはこの『XF』から。インテリアもウッドやレザーを強調するのではなく、メタルやスウェードなどでクールに決め、メーターなどの光は珍しい水色を使う。
BMW初のMPV、7人乗り3列シートのコンパクトミニバンが『2シリーズ グランツアラー』である。
正直言っちゃうと、現行のゴルフヴァリアントってやっぱり地味じゃないですか。それが『ゴルフオールトラック』になった途端、絶対忘れられないくらい強い印象が残るクルマになったと思うんです。
クーペと1mmも違わぬ全長でスタイリッシュに仕上げてあり、思わずかつてのアルファロメオ『156スポーツワゴン』を連想した。リヤオーバーハングが冗長にならず小気味よいフォルムを形成、同時に実用性も“あなどれない”のが美点だ。
新型『コンチネンタルGTシリーズ』のトップモデル、「GTスピード」のパフォーマンスは、コンバーチブルボディとの組み合わせで楽しむことにした。
「ジャガー」というと、歴史と伝統のあるカッコイイ、イギリスの自動車メーカーという概念が私の中にあるせいなのか、実際にジャガーのクルマに乗ると、いつもいい意味で期待を裏切られます。この『XF Rスポーツ』もそう。