新型『Z4』は、2シーター“ライトウエイト”スポーツカーから、2シーター“ラグジュアリー”スポーツカーに変身した。
TTSの“S”は、アウディでは特別な意味を持つ「S/RS」と呼ばれるモデルの仲間だということを示している。
新型『クラウンマジェスタ』は、Top of TOYOTAとしての位置づけを担う車格感を獲得したのではないだろうか。従来型は、『クラウン』の豪華版といった位置づけにとどまっていた。だが、新型は違う。
「従来型『クーペ』の販売比率はわずかに10%ほど。もともと販売台数の限られるZ4に、そんな仕様を設定するのは余りに不合理」
トヨタは大きなクルマを作るのも得意というイメージがあると思うが、ちゃんと仕上がっているかどうかは別だ。新型『マジェスタ』では、よろしくない部分が露呈してしまったと思う。
ハッチバックでもスタイリッシュで格好いいクルマは作れる! 写真で見るよりも実物の方が数段見応えのある『MiTo』(ミト)は、見るからにホットなハッチだ。クルマなのに“小股の切れ上がった”という表現がぴったり。見れば見るほどに惹かれてしまう。
フィアット『500』(チンクエチェント)をベースにしたアバルト500が日本でも発売になった。
先代の『ゴルフ』に、2 - 3か月に1度は乗る機会があった筆者にとって、新型ゴルフは先代とあまり変わっていなかった、というのが率直な印象だ。
フランス車ってつくづく挑発的だと思う。ミドルクラスで家族ターゲットのシトロエン『C4』。デザインはこんな丸っこくてオトナシイし、ダッシュボードは広くて車内はゆったり空間だし、座ればシートはしっとりふかふか。そうして油断をさせておきながら……。
ものすごく静かなクルマだ。機械じみた音のボリュームがたいへん小さい。特に後席。前の席との会話が驚くほど明瞭で話が弾む。空力をちゃんとやったのだ。風切り音もさることながら、フロア下からの音が殺されているのも利いている。