トヨタはアメリカで、2004年モデルの新型『シエナ』ミニバン、3万4437台のリコールを発表した。このミニバンはインディアナ州の工場で生産されたものだが、燃料タンクに問題があり、NHTSA(道路交通安全局)が行ったクラッシュテストでダメージが「非常に大きい」と評価された。
アメリカの「キッズ・アンド・カーズ」、「コンシューマー・フェデレーション」という2つの消費者団体が、NHTSA(道路交通安全局)に対し、クルマのパワーウィンドウの安全設計を義務付けるよう求める意見書を提出した。
トヨタグループと経済産業省、東京都、国土交通省は20日、燃料電池バスを都内で試験的に営業運行させると発表。28日から、東京都八重洲口〜東京テレポート(お台場)間、門前仲町駅〜東京テレポート間の2系統で運行する。
トヨタ自動車は20日、岐阜県白川村馬狩(まがり)地区の社有地で計画を進めていた 「トヨタ白川郷自然学校」の起工式を現地で行った。同地は、世界遺産にも登録されている合掌集落があり、恵まれた自然環境のなかで青少年への体験型環境教育を行う施設とする。
オリックスレンタカーは、アイドリングストップ車をレンタルしてアンケートに回答した利用者のレンタカー料金を割り引く「アイドリングストップ体験キャンペーン」を開始した。都内の8店舗で来年3月末まで実施する。
フォードはニューヨーク・オートショーでハイブリッドバージョンの『エクスプローラー』を発表し、燃費向上への姿勢を見せた。しかし、3年前フォードは「2005年までにSUVの平均燃費を25%カットしてみせる」と豪語していたが、現実は厳しいようだ。
「環境に優しい」、「ガソリン代を節約したい」---さまざまな理由で“燃費”に対するドライバーの関心が高まるなか、面白いカー用品を見つけた。ベンチャー企業、テクトムが昨年12月に発売した『燃費マネージャー』だ。「取り付け簡単」、「正確な瞬間燃費表示」がウリで、「お客様の燃費がだいたい2割くらいはアップします」(富田直樹社長)という。オートアスキースタッフが愛車に取り付けて実力を探ってみたぞ。
東京都は6日、地球温暖化対策として将来的に本格導入する方針を決めている燃料電池方式のバスについて、開発を担当したトヨタ自動車と日野自動車から無償リースを受けるで今月中旬から試験的な運行を開始することを明らかにした。
国土交通省は、首都高で実験中の排ガス浄化装置の実用化にほぼメドをつけた。97年から開発に取り組んでいるもので、排ガス中の二酸化窒素と浮遊粒子状物質をフィルターで吸収(吸着するタイプもある)し、再生工場でアンモニアやバクテリア作用により有害物質を無害化する。
国土交通省所管の運輸低公害車普及機構は、京浜トラックターミナル(東京都大田区)内にあるメタノールスタンドを8月末で閉鎖する。同スタンドは昭和62年5月に完成し、低公害燃料供給施設の先駆け的存在だったが、最近はCNGなどに押されて利用が減少。月間の利用回数も数回という状況が続いていた。