JDパワーが発表した最新の品質関連調査によると、アメリカ国内で販売されるクルマのうち、修理サービスを受ける回数が多いのはいわゆる高級車ブランドだという。それによると全メーカーの平均修理サービス率35%を上回るブランドのうち、3分の2以上を高級車ブランドが占める。
国土交通省は、来年度から自動車リコール(回収・無償修理)にユーザー調査制度を導入する。同省に寄せられる不具合情報を調べ、リコールの可能性が高いと判断した場合、車検証データから同型式車の所有者を割り出し、調査票を送付して同じようなトラブルがないか直接、問い合わせるもの。
プジョー・ジャポンは5日、プジョー『406』のサイドエアバッグに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。2001年8月〜2003年4月までに輸入された「セダン2.0」と「V6」、「クーペV6」、「ブレーク2.0」、同「V6」の合わせて613台が対象。
チャイルドシート大手のコンビは5日、製品の自主回収を国土交通省に報告した。幼児用チャイルドシート『ブルーブランS』(型式ECER44/03 030013)、5142台が対象。同製品はフランス・ティームレックス社製だが、コンビの衝突試験で背もたれ部に亀裂または破損が見つかった。
3日に開催されたF1ドイツGPでは、ミシュラン勢が6位までを独占した。勢いに乗っている同社だが、ある世界記録の更新にも貢献していることがわかった。7月上旬に、イギリスのロッキンガム・スピードウェイにて開催されたシェル・エコ・マラソンで世界記録を樹立したマイクロジュール・チームが使用したタイヤが、ミシュランの開発したタイヤなのだ。
国土交通省は1日、2002年度のリコール届出件数などをまとめた。国産車で104件、輸入車66件の届出があり、対象台数は301万2000台と、過去2番目に多い水準になった。ちなみに過去最高は2001年度の329万台。
豊田自動織機は、2002年度の環境への取り組みをまとめた「環境報告書2003」(A4版、56ページ)を発行したと発表した。環境報告書は今回で5号目。
日産自動車は31日、商用車『キャラバン』といすゞ『コモ』の補助座席に不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。2001年5月から2003年6月までに生産された3685台が対象。横方向から座席を操作した場合、脚と床の間に操作者の足が挟まってしまうおそれ。
BMWは31日、『7シリーズ』のエンジン制御用コンピューターに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。2001年11月から今年4月までに生産され、日本で販売された「735i」、「745i」、「745Li」の3車種、713台が対象。
国土交通省、関東地方整備局、東京都、首都高速道路公団は30日、東京地域の沿道環境を改善するための方針を共同でまとめた。昨秋の「東京大気汚染訴訟」で国と都の責任を認める判決が出され、扇国交相が対策を指示していた。