富士重工業は、天然ガス(CNG)車のスバル『レガシィB4 CNG』を埼玉県石油業協同組合に貸与し、同組合が天然ガス車による日本一周チャレンジ「天然ガス自動車全国横断プロジェクト」に協力すると発表した。
同プロジェクトは、21日に埼玉県川越市を出発、天然ガス供給拠点として日本最北端の永山エコ・ステーション(北海道旭川市)から最南端の谷山エコ・ステーション(鹿児島県鹿児島市)まで、途中四国初の天然ガスステーションがオープンする愛媛県今治市の市役所に立ち寄るなど、全国16カ所の天然ガス・ステーションをまわって29日に埼玉県川越市の石油会館まで戻るというもの。
今回のプロジェクトでは、都市部を離れるとまだ限られた拠点でしか天然ガスの充填ができないため、1回の充填で長距離を走行することが必要で、乗用タイプのCNGの中でも燃料容器が大きく、燃費性能の高いレガシィB4 CNGが選ばれた。