環境省は29日、「揮発性有機化合物(VOC)排出抑制検討会」の初会合を省内で開き、11月までに抑制策の方針をまとめることを決めた。VOCは、近年の研究で光化学スモッグのほか、浮遊粒子状物質(SPM)の2次生成物質としても作用していることが明らかになり、PM削減対策の観点からも排出抑制策が求められている。
東京都の小池正臣環境局長はこのほど、10月からスタートするディーゼル車規制に関連し「都内対象車両の8割方が対応を終えた」との見通しを明らかにした。小池局長は今後、取り締まりなどを通じて都内への流入車対策に力を入れていく方針を示した。
2003年ミシュラン・チャレンジ・ビバンダムで、いすゞ自動車とウェストポート社が出品した直接燃料噴射式ディーゼルサイクルCNGの小型トラックの試作車『エルフCNG-DI』が低燃費部門と公害物質低排出部門で金賞、騒音部門で銀賞を受賞した。
国土交通省は26日、パブリックコメントを募っていた新たな「低排出ガス車認定制度」を10月から導入すると発表した。2005年から導入される「新長期排ガス規制」を基準に、50%、75%低減レベルの低排出ガス車を認定する。
ホンダは26日、米国販売会社のアメリカン・ホンダモーターが、燃料電池車『FCX』をサンフランシスコ市に2台納入することで合意したと発表した。米国では昨年12月に納入したロサンゼルス市(1台)向けに次いで2番目の顧客となる。
渋谷周辺で自転車のレンタルサービスを行うRE/bike(リバイク)では、ヤマハの電動スクーター『パッソル』を貸し出すサービスを開始した。1時間あたり500円(貸し出しは2時間以上)で電動スクーターを体験することができる。
ホンダは25日、『アコードワゴン』の電動開閉式テールゲートに不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。昨年10月から今年9月までに生産された1万3815台が対象。
トヨタモデリスタインターナショナルは25日、ヴィッツベースの改造車『ヴィッツRS“TURBO”』に不具合が見つかったとして国土交通省に自主改善措置を報告した。今年1月から8月までに生産された719台が対象。
いすゞ自動車は24日、『ビッグホーン』などRV4車種の追加リコールを国土交通省に届け出た。同社は6月、「フレーム溶接が不十分で、亀裂が入るおそれがある」とリコールを届け出ていたが、新たに93年7月から96年9月までに生産したビッグホーンと『MU』、ホンダに供給していた『ホライゾン』、『JAZZ』の4車種、231台にも同様のトラブルが見つかったという。
思いもよらなかった石原大臣の出現に、国交省、とくに道路局幹部は「これは大変だ…」と衝撃が走っている。なにせ、石原大臣は道路公団改革の経緯を知り尽くしている。