スズキと三井物産は17日、米GMシボレー製『アストロ』などのワイパーに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。モーター基盤のハンダづけ不良により、ワイパーが動作しないおそれがあるという。
ダイムラー・クライスラー日本は15日、東京ガス、ブリヂストンの2社と、燃料電池車の導入に関するパートナーシップ契約を締結した。2社はメルセデスベンツの燃料電池車『F-Cell』をそれぞれ1台ずつ導入する。
マイナス20度Cで始動できる燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を10日発表した本田技術研究所の川口祐治上席研究員は、始動性能について「最終的にはマイナス30度Cまでを目標にしている」と、明らかにした。
本田技術研究所で燃料電池車開発の指揮を執る加美陽三主席研究員は、これでカナダ・バラード社やトヨタ自動車のスタックを「現時点では完全に抜いた」と、自信を示した。
日産ディーゼル工業は10日、2002年度の環境保全活動をまとめた「環境報告書2003」を公表した。環境保全活動にかかったコストとその経済効果を算出した環境会計も導入した。
ホンダは、次世代型燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を搭載した燃料電池車『FCX』を日本と米国北東部の公道で走行テストを行う。2004年1月に開催される第80回東京箱根間往復大学駅伝競走では先導車も担当する予定だ。
ホンダは、マイナス20度での始動や大幅な小型化、高出力化を実現した次世代燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を新開発した。このスタックを搭載した『FCX』は9月24日に国土交通大臣認定を取得。本格実用化に向けた公道試験を開始した。
国土交通省は10日、スズキの燃料電池軽自動車『ワゴンR-FCV』と『MRワゴン-FCV』の2台を大臣認定し、公道試験の許可を出した。
調査機関の富士経済は9日、「2003年版・燃料電池関連市場実態総調査」をまとめ公表した。将来の燃料電池市場規模は、2020年に住宅用・自動車用合わせて、20万台・3500億円に達する、と予想している。
国土交通省は9日、新長期排ガス規制(2005年導入)をベースにした新たな低排出ガス車認定要綱の導入に伴う認定ステッカーの図案を公表した。