日野自動車は2002年度の環境への取り組みをまとめた「ENVIRONMENTAL REPORT2003−環境報告書−」を発行した。環境報告書は同社の環境保全にかかわる活動を広く社会に公表するとともに、一層の推進を図るため、継続的に発行する。昨年に続いて今回が2回目。
日産ディーゼル工業は、新長期排ガス規制に適合した大型トラックを2004年秋に前倒しで市場投入すると発表した。新長期排ガス規制をクリアしたトラックは、ハイブリッドカーを除くと現在は無く、日産ディーゼルが最初になる可能性が高い。
ジャパン・エア・ガシズは、神奈川県川崎市に、世界初のメタノール改質方式による水素ステーションを開設した。国が推進する「水素・燃料電池実証プロジェクト」に基づくもの。
10月からスタートする1都3県のディーゼル車運行規制をひかえ、トラック業界から悲鳴があがっている。使用過程車に取り付けるDPF(粒子状物質減少装置)の供給が追いつかず、「このままでは10月以降、条例の基準を満たさないトラックが全体の半分に達する」という予測も。
トヨタ自動車は9日、『カローラ』や『カローラ・フィールダー』など4万2604台のシフトロック装置に不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。2000年8月から12月までに生産されたAT車が対象。
サーキットデザイン社製のリモコン・エンジンスターターに不具合が見つかったため、同社は自主回収を国土交通省に届け出た。対象は「ES-89ライト」で、受信機基盤が不適切なため、基盤がショートして発火し、最悪の場合、車両火災になるおそれ。
イラク問題に関する報道でイギリス政府と対立しても、一歩も譲らなかった英BBCが、今度は、プジョーをリコール問題で告発した。『307』で、人命にかかわる事故が発生していたにも関わらず、プジョーは、その危険性を隠したままリコールを実施したというのだ。
神戸市交通局は2日、国土交通省が行っているTDM(交通需要マネジメント)の一環として、今年10月から来年3月までの休日に限り、大人と同伴して市営地下鉄や市バスを利用する小学生以下の子供2人までの運賃を無料とする実験を実施することを明らかにした。
三菱自動車工業は2日、『デリカ』のリコールなどを国土交通省に届け出た。2002年4月から今年7月までに生産されたデリカ2446台は、2列目の回転式ベンチシート用シートベルトの巻き取り装置形状が不適切なため、ベルトのロック機構が作動しなかったり、チャイルドシート取り付け時などでベルトを無理に引き出した場合、ベルトが巻き取れなくなるおそれがある。
トヨタ自動車が1日発表した新型『プリウス』は、電気モーターの出力を1.5倍に引き上げるなど加速性能を大幅に向上させたが、燃費も旧モデルのリットル当たり31km(10・15モード)に対して約15%改善、リットル当たり35.5kmとした。市販されているハイブリッド車ではホンダの『インサイト』を上回る世界最高となった。