千葉がディーゼル規制の罰則適用を先送り?

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首都圏で10月から一斉に始まる予定のディーゼル排ガス規制に風穴があく可能性がでている。自民党千葉県議団が、ディーゼル排ガス規制の罰則適用の延期を盛り込んだ条例改正案を9月の県議会に提出することが明らかになった。

ディーゼル排ガス規制は、東京、千葉、埼玉、神奈川の首都圏の1都3県で10月から始まる予定だった。しかし、DPFなどの装着が間に合わないトラックが続出していることが明らかになったとして、自民党千葉県議団が、罰則適用を先送りする条例改正案をまとめた。

千葉県の試算では対象台数29万台のうち、5万台が規制をクリアするため、DPFを装着する予定だが、実際に装着できているのは半分にとどまっているとしている。

神奈川も罰則の適用は来年4月から。千葉県議団では、罰則の適用開始時期は決定していないものの、2005年ごろになる見込み。首都圏でスクラムを組んできたディーゼル排ガス規制に風穴が開く可能性も。

《レスポンス編集部》

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