トヨタ自動車は30日、『クラウン』など延べ11車種、合わせて20万台あまりのリコールを国土交通省に届け出た。
2000年10月〜今年6月に生産されたクラウン、『クラウンエステート』、『クラウンマジェスタ』、『マークII』、『ヴェロッサ』、『マークII』、『プログレ』、『ブレビス』の18万9895台は、燃料ポンプに取り付けられているチェックバルブ(逆止弁)の締め付け部に生産時の応力が残っており、締め付け力が少ないと振動などによってバルブが緩み、取り付け部から燃料が漏れるおそれ。
また、99年9月〜2000年1月に生産されたクラウン、クラウンエステート、クラウンマジェスタ、1万8890台は、燃料デリバリーパイプに取り付けられている燃料圧力センサーの締め付けが不十分なため、振動でゆるんで燃料漏れをおこすおそれ。