トヨタグループと経済産業省、東京都、国土交通省は20日、燃料電池バスを都内で試験的に営業運行させると発表。28日から、東京都八重洲口〜東京テレポート(お台場)間、門前仲町駅〜東京テレポート間の2系統で運行する。
使用する車両は、トヨタグループが開発中の『FCHV-BUS2』。充填圧力350気圧の高圧水素ボンベと固体高分子型FCスタックなどを組み合わせた61人乗り。燃料供給は、経産省プロジェクトで有明に設置された「有明水素ステーション」で行う。
実験期間は当面、1年間だが、延長も検討する。テストコースではなく、実際に営業運行することで、燃費や耐久性、使い勝手などのデータを収集し、今後の改良や普及策立案に役立てるという。