消費税率引き上げの議論が取り沙汰されているが、菅直人首相は21日の記者会見で、税率引き上げまでに「少なくとも2年、3年、あるいはもう少しかかるのではないか」との見通しを示したという。
参議院での審議未了で廃案となった国家公務員法の改正。その影響を受けて宙に浮いたままになっていた中央官庁の幹部人事について、政府は18日の閣議で4つの方針を打ち出した。
民主党は17日、参院選マニフェスト(公約)を発表した。「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」を掲げ、とくに予想以上の税収の落ち込みを踏まえ、財政健全化を打ち出した点が特徴だ。
高速道路会社5社の新しい代表取締役会長兼社長予定者について、政府は15日の閣議で口頭了解した。前原国交相が同日午前の閣議後会見で発表した。
前原国交相は、2010年度の高速道路無料化社会実験を6月28日午前0時から開始するとした。15日の閣議後会見で発表した。
「本田」という大きな活字がきょうの紙面を飾る。自動車メーカーの「ホンダ」ではない。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、1次リーグE組の日本が1 - 0で強豪カメルーンを破った。
鳩山内閣から菅内閣へとバトンタッチした与党民主党。その環境政策が注目を集めている。与党民主党はこれまで一貫して、CO2(二酸化炭素)をはじめとする温室効果ガスの大幅削減を掲げてきた。
高速道路の一部無料開放(無料化社会実験)の実施時期が、いまだに見えてこない。前原国交相はその時期を「6月下旬」としたが、残り20日を切った現在でも、関係者のほとんどは「実施時期を知らされていない」と言う。高速道路会社ですら同様だ。
菅内閣が実現しようとする高速道路の無料化は「段階的な原則無料化」である。素直に受け取れば「原則無料化だから大部分の路線が無料になり、例外的に有料区間ができるのだ」と考えられるが、それは早計だ。前原国交相は、どこまで原則無料化するつもりなのか。
前原国交相は8日深夜に開かれた就任挨拶会見で、菅首相からの指示を読み上げた。そのポイントは以下の7つだ。