行政の無駄を自ら洗い出し、税金投入の効率性や効果の検証を行う行政事業レビュー「公開プロセス」が、5月26日から各府省で始まっている。警察庁も4日に実施する。
鳩山由紀夫首相が辞任を表明した。戦後初の本格的な政権交代で誕生してからわずか8カ月余の退陣劇である。2日付の夕刊に続き、きょうの各紙の朝刊でも「鳩山首相退陣」関連の記事を10ページ前後も割いて取り上げている。
2日の臨時閣議後、民主党の支持率低下は政策に対する国民批判の現れではないかと、前原国交相は記者団に問われた。
前原国交相は2日の臨時閣議後に記者団の取材に応じ、鳩山総理の辞任について語った。
鳩山由紀夫総理は2日朝、小沢一郎幹事長に電話で辞意を伝えた。また、同日10時00分過ぎの民主党両院議員総会で経緯を説明。
閣外へ離脱した社民党に対して、今も連立を組む国民新党代表でもある亀井静香金融・郵政改革担当相が、一夜明けて感想を漏らした。
前原国交相は1日の閣議後会見で、反発の強い高速道路新料金プランについて「地方に冷たく都市部に手厚いというのは大きな間違い」と、国民や国会議員の間に広がる誤解を指摘した。
高速道路の一部無料解放(無料化社会実験)が6月末に実施される。しかし、大多数のユーザーが恩恵を受ける上限料金制についての国会審議がまったく進まない。会期末は6月17日。約半月を残すだけとなり、前原国交相は1日の閣議後会見で、この状況を憂慮した。
28日の参議院本会議で可決成立した「北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査を可能にする特別措置法」(貨物検査法)が、1日の閣議で交付決定される。
辻元清美国土交通副大臣は31日正午過ぎ、前原国交相を大臣室に訪れ、辞表を提出した。