前原誠司国土交通相は6日の閣議後会見で、本四連絡道路の新料金について「軽減する方向で道路局に指示した」と述べた。
前原氏は今年4月に発表した高速道路の新料金案で、普通車2000円などとする新たな上限料金案を発表したが、本四連絡道についてはフェリーなど他の交通機関に配慮し、普通車の上限料金を3000円と設定していた。
前原国交相は「本四架橋には債務が3.2兆円あり、仮に全国一律上限制を導入するとなると、本四会社とNEXCOを分けている意味がなくなる」としたうえで、「料金は下げる方向で見直しを議論してもらっているので、四国の方々が違和感なく受け入れられるようなものにしていきたい」と述べた。