前原国交相は1日の閣議後会見で、反発の強い高速道路新料金プランについて「地方に冷たく都市部に手厚いというのは大きな間違い」と、国民や国会議員の間に広がる誤解を指摘した。
高速道路の一部無料解放(無料化社会実験)が6月末に実施される。しかし、大多数のユーザーが恩恵を受ける上限料金制についての国会審議がまったく進まない。会期末は6月17日。約半月を残すだけとなり、前原国交相は1日の閣議後会見で、この状況を憂慮した。
28日の参議院本会議で可決成立した「北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査を可能にする特別措置法」(貨物検査法)が、1日の閣議で交付決定される。
辻元清美国土交通副大臣は31日正午過ぎ、前原国交相を大臣室に訪れ、辞表を提出した。
「メーカーに対して運用改善をしっかりと求めていきたい」。前原国交相は28日の閣議後会見で、リコール制度の体制強化を図るとともに、自動車メーカーに対して一段の協力を求めた。
沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、鳩山首相は名護市の「辺野古付近」に代替滑走路をつくる案を初めて明言。「県外」などと公言してきた“腹案”は、迷走の末、結局、現行計画案への回帰となる。
前原国交相は18日午後の閣議後会見で、4月に発表したNEXCO系高速道路の一部無料化路線について、「実施を6月下旬からとする」と発表した。
前原国交相は、普通自動車上限2000円などの上限料金を柱とした高速道路新料金の6月完全実施を断念した。18日午後の閣議後会見で発表した。
民主党の小沢幹事長は政治倫理審査会への出席を表明した。自らの資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反容疑について、その手続きの正当性を主張するものと見られるが、国民に向かって「潔白」を印象づけるためには、何よりその公開が求められる。
小沢幹事長は17日の定例記者会見で、初めて政治倫理審査会へ出席して説明する考えを明らかにした。