[参院選10]敗因分析は落選議員の声を聞くことから

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枝野幸男幹事長(12日・民主党本部) 撮影=中島みなみ
  • 枝野幸男幹事長(12日・民主党本部) 撮影=中島みなみ

12日に開催された民主党の定例役員会で、枝野幸男幹事長は「私と安住選挙対策委員長が中心となって、執行部として、今回の選挙の総括を行いたい」と述べた。

出席者から「選挙結果の総括は両院議員総会を開いて行うべきだ」という意見が出たが、それを引き取ったもの。

「落選されたみなさんをはじめとして、幅広く、具体的に、詳細にご意見を伺った上で、総括案をまとめていかないといけない」(枝野氏)とし、聞き取りのプロセスを報告することを役員会に約束した。

意見聴取は落選議員のほかにも「幅広く党内外に意見を伺う」とし、役員会で「一致した総括案とする」ことを確認した。

枝野氏は役員会に提出された総括案をどう扱うかについては「最終的にどうするかは、まだ決まっていない」と、言及を避けた。

役員会には菅総理大臣をはじめ、輿石参議院議員会長、玄葉政調会長らが出席した。敗因分析が執行部の責任追求に拡がることを、何とか食い止めたいという思いがにじむ。

《中島みなみ》

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