クルマが衝突した際に折れた車止めの鉄筋を除去しないまま放置し、これにつまづいて右ひざの骨を折る重傷を負った主婦が道路管理者の京都市を相手に約250万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、京都地裁は29日、市の責任を認めて約120万円の支払いを命じた。
静岡県警は29日、浜松中央署の交通指導課に所属する53歳の巡査部長が、交通事故目撃者を立ち合わせて実況見分を行っていないにも関わらず、これを行ったとする偽の調書を作成したとして虚偽有印公文書作成、同行使容疑で書類送検した。
シトロエン・ジャポンは、昨年末からのユーロ高円安に伴って、全12モデル中8モデルで値上げする新価格を発表した。6月2日から適用する。昨年9月から今年4月まで、対円で、ユーロは11%以上上がっている。同社では、顧客への影響を可能な限り吸収してきたものの、全体の3分の2に相当する8モデルで、平均1.2%の値上げを実施する。
扇千景国交相はこのほど、道路関係四公団民営化推進委員会から藤井JH総裁の更迭要求が出ていることについて「今、着々と総裁としての仕事をしている」と拒否する考えを明らかにした。そればかりか民営化委に対し「余分な資料請求は遠慮していただきたい」と発言した。
警視庁は29日、今年2月から試験的に導入してきたパトカー用の新デジタル無線の正式運用を、同日から東京都全域(島しょ部を含む)で開始したことを明らかにした。従来よりも暗号化を高め、盗聴されたとしても内容の解析を困難にしている。
28日深夜、福井県福井市で酒気帯び運転のクルマが道路橋と並行している福井鉄道の仮設橋に誤って進入し、溝に挟まって立ち往生するという事故が起きた。クルマは右側に30度ほど傾いた状態で止まっており、川に落ちる危険もあったという。
福井県警は29日、自分が勤務する印刷所の業務用機器を悪用し、精巧な偽造免許証を作っていたとして、この印刷所に勤務する43歳の男を公文書偽造容疑で28日までに逮捕していたことを明らかにした。
29日朝、秋田県本荘市で71歳の男が運転するクルマが暴走し、後方を歩いていた75歳の女性をはね、さらに他のクルマに衝突して停止するという事故が起きた。警察では業務上過失致死傷の疑いでこの男性から事情を聞いている。
警察庁は29日、現在は国庫に収められる交通反則金を、都道府県に直接納付する制度に改めるという問題を政府が検討していることに絡み、一般のドライバーに急きょ実施したアンケートの結果を公表した。
北海道警は28日、函館市内の市道で乗用車を運転中に電柱に激突するという単独事故を起こし、それが原因で死亡したとみられている52歳の男性について、事故を起こす直前に病死していた可能性が高いという病院の診断結果を明らかにした。