交通事故の被害者は事故前に死んでいた……

自動車 社会 社会

北海道警は28日、函館市内の市道で乗用車を運転中に電柱に激突するという単独事故を起こし、それが原因で死亡したとみられている52歳の男性について、事故を起こす直前に病死していた可能性が高いという病院の診断結果を明らかにした。

北海道警・函館西署の調べによると、問題の事故は27日の夜に発生している。函館市浅野町の市道で52歳の男性が運転する乗用車が電柱に激突。男性はすぐに病院に運ばれたが、間もなく死亡した。

当初、この男性は事故による頭などへの負傷が原因で死亡したものと考えられていたが、後の調べで腹部大動脈瘤(どうみゃくりゅう)が破裂していたことがわかり、これによる大量出血が原因で出血性ショックを引き起こし、事故を起こす直前には意識が無くなっていた可能性があることがわかった。

事故を起こす直前に死亡していた可能性もあり、クルマは少なくとも数十秒間は全くコントロールされていない状態だったようだ。

北海道警では「珍しい形態の事故」としているが、こうした突然死による事故が少なくとも年に数件発生している可能性は高い。今年1月には長野県で車庫入れを行っていた83歳の男性が死亡し、外で誘導していた76歳の妻がクルマと壁の間に挟まれて死亡するという事故も起きている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集