全体相場は11日続落。経済指標の発表控えで見送りムードが強い中、原油価格の先高観、米国市場の先安観から警戒感が強まり、幅広い銘柄が売られた。11日続落は1954年4 - 5月(15日続落)以来54年ぶり。
景気の先行きに対する警戒感が重しとなり、全体相場は10日続落。米経済指標の発表控えで見送りムードが強い中、原油価格が高値圏で推移し、円相場も堅調な動きとなったことから幅広い銘柄が売られた。10日続落は1965年2 - 3月以来43年ぶり。
全体相場は2004年9月以来の9日続落。日銀発表の6月の企業短期経済観測(日銀短観)が3期連続の下落となったことから、景気先行きに対する警戒感が台頭。値ごろ感からの買いも入ったが、上海市場の軟調な動きが重しとなった。
原油価格の上昇、金融システム不安を背景にした米国株急落を受け、輸出関連株を中心に幅広い銘柄が下落。5月の全国消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回ったことも売りを誘った。
全体相場は昨年12月中旬以来の6日続落。米国の早期利上げ観測が後退したことを好感して反発してスタート。しかし、引けにかけ国内外の景気先行きや金融不安再燃に対する警戒感が強まり、結局は平均株価が8円弱と小幅ながら続落して取引を終えた。
国内外の景気先行きに対する警戒感を背景に、全体相場はおよそ半年ぶりの5日続落。もっとも、米国の金融政策の方向性を見極めたいとのムードが強く、主力銘柄には値ごろ感も台頭。平均株価は一時200円強下げたが、最終的な下げ幅は20円弱にとどまった。
米国景気の先行きに対する警戒感から主力株が売られ、全体相場は1月中旬以来の4日続落。もっとも、円相場の下落を好感した買いも入り、米国の経済指標、金融政策の方向性をにらみ見送りムードが支配的。終日狭いレンジの値動きとなり、平均株価の下げ幅は8円弱にとどまった。
全体相場は3日続落。先週末の米国株安、円安の一服、原油先高観、アジア市場の軟調など悪材料が重なり、幅広い銘柄に売りが出た。
全体相場は続落。米国株高を受けて買い先行で始まったが、米国の金融不安再燃に対する警戒感が強まり、主力株を中心に売りが拡大。アジア市場の上昇は材料視されず、平均株価は約1週間ぶりに1万4000円台を割り込んだ。輸出関連株も売られ、自動車株は全面安となった。
全体相場は大幅反落。米国市場の下落で国内外の景気の先行きに対する警戒感が強まり、アジア市場の不安定な動きも売りを誘った。国際優良銘柄が幅広く売られ、自動車株は全面安となった。