ハイテク株が売られ、全体相場は小幅ながら2000年12月以来の6日続落。その中で、自動車株は円相場の落ち着きを映し全面高となった。注目を集めたのは、スバル。電気モーターのみを駆動力とするハイブリッド車を発売すると発表したことで、買い注文が相次いだ。
日産ディーゼル工業がバスボディの架装を2003年度から西日本車体工業に一本化することを決定したことから、富士重のバス事業は窮地に立たされることになる。富士重のバス架装の受注は、日産ディーゼルが8割で、これが無くなるということは相当の痛手となる。
日産ディーゼル工業は、富士重工業と西日本車体工業の2社に発注しているバスボディ架装を2002年から順次、西日本車体に集約。2003年には完全に1本化すると発表した。国内のバス需要の低迷が続く中で、バスボディ架装は合理化が緊急の課題となっていた。
ヤナセはサーブの2002年モデルの価格を発表した。2月1日から発売する。2002年モデルは、全ボディタイプに高性能エアロを設定するとともに、マイナーチェンジした『9-5』シリーズを導入した。
マツダは16日、北海道で2カ所目の冬季テストコースを竣工したと発表した。新テストコースをつくったのは北海道河西郡中札内村で、同日からテスト走行を開始した。
米国株安、殖産住宅の経営破たんなど悪材料が相次ぎ、全体相場は4日続落。おまけに円相場が1ドル=131円台に反発したことで、自動車株は全面安となった。日産自動車が、前週末比31円安の726円と反落。この日は売り注文が膨らみ、出来高は市場第8位となった。
信頼できる筋の情報によると、トヨタは今年、若者ユーザー主体の店舗であるネッツ店を強化して、ホンダに対抗させる方針である。
国内のフォードグループは、グループの高級車インポーター3社の組織を完全に統合し、「プレミアム・オートモーティブ・グループ(PAG)」として運営。間接部門に加えて、アフターサービス、店舗開発などを統合すると発表した。
BMWジャパンはこのほど、ホンダ出身の毛塚敏郎営業本部長が専務に就任したと発表した。毛塚氏は74年にホンダ入社、ホンダフランス社長を経て95年にセガに入社、昨春にBMWジャパン入りしていた。日本の輸入車業界ではVW、GM、ポルシェ、フォードの日本法人社長がホンダ出身。
ホンダ、今後イギリスでの生産と販売に一層力を入れることを明らかにした。過去の生産実績はマイナス傾向であるにもかかわらず、である。