富士重工業、川崎重工業、三菱重工業、日本航空機開発協会はアメリカ・ボーイング社が開発する超高速機『ソニック・クルーザー』の開発に先立って実施する共同研究に参加する覚書に調印したことが明らかになった。
三菱自動車工業は30日、ユーザーニーズを的確にとらえた乗用車開発を行うための新組織を発足すると発表した。経営再建策「ターンアラウンド」にもとづいて収益性の面から車種展開の見直しも行っていく。
トヨタが2005年ないし6年にアメリカで第3のブランド、「ユースモビル」(仮称)を立ち上げる、という話題だが、正式な発表は数カ月後になる予定だという。このブランドのために新しいクルマが発表される可能性もあり、今後が楽しみだ。
米国株高ながらハイテク関連企業の業績悪化が嫌気され、全体相場は4日ぶりに反落。円安が一服になったことで、前日と一転して自動車株も全面安となった。ホンダが、前日比250円安の5310円と5日ぶりに反落。
アウディジャパンは、アウディ正規専売ディーラー「Audi高松」を30日にオープンすると発表した。アウディ専売店として67番目の拠点となる。
現在アメリカで開かれているNADA(全米自動車販売協会)コンベンションに出席した、アメリカ・トヨタ自動車販売のCOO、ジェームズ・プレス氏が「ユースモービル」という16歳から30歳を対象とした新ブランドを設立する用意がある、と語った。
元クライスラー社長だったボブ・ルッツ氏がGMに入社してほぼ1年が過ぎようとしているが、やっとラッツ氏の主張する自動車生産システムがGMを動かした。現在1200人あまりいるGMの自動車デザイン部門を400人程度リストラし、クライスラーが導入している迅速で自由度の高いデザインを奨励していく、という。
前週末の米国株高を背景に、全体相場は3日続伸。円相場は反発したが、自動車株は主力メーカーを中心に軒並み高となった。ホンダが、前週末比90円高の5560円と4日続伸。
トヨタ自動車は豊田合成など3社で樹脂製燃料タンクの開発・生産・販売を行う新会社を2月1日付けで設立すると発表した。新会社はトヨタ、豊田合成、堀江金属工業の3社で設立する。2002年8月から堀江金属工業で生産を開始する。
円安の進行が好感され、全体相場は続伸。自動車株も堅調な動きが目立った。ホンダが、130円高の5470円と3日続伸。外資系証券経由で海外投資家の買いが入り、株価上昇に弾みがついてきた。