見送り気分が強く、全体相場は3日続落。自動車株は1ドル=134円台への円安進行を好感して買われたが、その後は水準を切り下げる動きが目立った。この日は、ホンダが人気を集めた。大手経済紙が今期連結営業利益の増額修正観測を報じたことで、寄付きから買い注文が相次いだ。
ホンダは23日、2月に中国の上海へ二輪車の研究開発拠点「本田摩托車研究開発有限公司」を設立すると発表した。ホンダは中国で二輪車の生産を行っているが、開発拠点を持つのは今回が初めて。本格稼動は2003年4月となる。
ジャガージャパンは、2月1日の新車登録から、新しい総合カスタマーケアプログラム「マイジャガーケア」と「マイジャガーケアプラス」を新車全車に適用すると発表した。
GMの高級モデル、キャデラックはアメリカ国内での生産を誇ってきたクルマ。工場もデトロイト近辺にあり、アメリカンカーであることの伝統を尊重して来た。
さらにスーパーボウルの後には、ソルトレイク・オリンピックが控えている。オフィシャルスポンサーであるGMは5000台のフリートカー(商用車)を投入。GMのそれぞれのブランドを代表するクルマで、選手、役員の送迎などを行う。
米国市場が休場で方向感がない中、引けにかけて急落。平均株価は1万円台割れ寸前まで下げた。円相場は1ドル=133円台まで下げたが、自動車株もほぼ全面安となった。日産自動車が、前日比21円安の727円と3日ぶりに反落。トヨタ自動車が下げ、ホンダも反落した。
ブリヂストンはドイツのタイヤメーカー、コンチネンタルとパンクしても走行が可能な「ランフラットタイヤシステム」の技術を相互に提供する技術提携契約を結んだ。方式が異なる両社の技術をミックスした新商品を作るのが狙い。
デンソーは、ヤマハ発動機が欧米諸国で発売した新型スポーツバイク『YZF-R1』(排気量1000cc)に、同社製の高性能点火プラグ『イリジウムパワーシリーズ』が採用されたと発表した。2002年度中に年間4万本を納入する計画だ。
ホンダの二輪総合販売会社のホンダモーターサイクルジャパンは二輪ビジネス拡大に向けて現在の販売網に加えて、スポーツバイク顧客が求めるより付加価値の高いサービスを提供する販売チャネルを全国で構築すると発表した。
スズキと川崎重工業は22日、2月から二輪車の相互OEM(相手先ブランドによる生産)供給を開始すると発表した。スズキは川重製の250ccスポーツバイクとオフロードバイクを2月に発売する。また川重は3月にスズキ製の250ccおよび150ccスクーターを発売する。