米国株の反落を受け、全体相場は5日ぶりに反落。もっとも、銀行への公的資金再注入の見通しが立ったことで、市場のムードは好転してきた。再び1ドル=132円台に円安が進展したが、自動車株はほぼ全面安となった
いすゞ自動車と日野自動車は、2003年を目途に、両社のバス製造子会社を合併によって統合することで合意したと正式に発表した。
トヨタ自動車系部品メーカーの豊田合成と東海理化は、シートベルトやエアバッグなどの安全関連装置を開発、販売する新会社を設立する方向で検討を開始した。両社は昨年末、安全装置分野での業務提携に合意している。
米国株高を背景に、全体相場は反発。自動車株は年末年始に上げた反動もあり、この日は軟調な動きとなった。円相場が1ドル=132円台から130円台に反発したことが、最大の下落要因となった。
トヨタは2002年の国内新車販売を増強するため、これまでニューモデルに実施してきたワンプライス販売を解消せざるを得ない状況にある。2001年では13車種ものニューモデルを投入したにも関わらず、年間の新車販売台数は172万台で前年実績に対して3%下回った。
米国株高を受け、全体相場は5日ぶりに反発。円安が1ドル131円台半ばに進行したことを受け、自動車株も全面高となった。前日、11月の主要5社の生産、販売実績が発表されたが、反応したのは最初だけ。
生まれた子供が重い後遺障害持っていたのは、母親が妊娠中に起こした交通事故が原因だとして、7歳の少女が法的後見人を立てて実母に損害賠償の請求を求めているが、この請求が法的に認められるかを審理してきたフロリダ州の高等裁判所は、これが適法であるとの判断を下した。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)は、『ゴルフ』、『ゴルフワゴン』、『ボーラ』の一部車種の価格を見直すと発表した。2002年1月1日から新価格を適用する。2002年のVWは値下げでまず販売攻勢をかける方針のようだ。
リ・プロダクツアソシエイト(東京都中央区)は1月から、カー用品のリサイクル市場の拡大を目指して、独自の流通経路でアウトレット用品の販売フランチャイズ展開を開始する。
クラシックスタイルを感じさせるホットロッド風の車としてマニアックな人気を集めた『プロウラー』が、2002年2月をもって生産中止となる。もともとプロウラーは1997年の発売開始以来、5年間の限定生産、とされてきた。本来なら2002年末で生産終了となるのだが、1年近く早まったことになる。