買い材料が見当たらない上、企業の信用リスクに対する警戒感が根強く、全体相場は反落。円安が一段と進行したが、自動車株もほぼ全面安となった。
ホンダと中国での二輪車生産・販売合弁会社「嘉陵-本田発動機有限公司」は、2002年夏からホンダとして初めて中国での汎用エンジン生産を行うことを決定し、ホンダ、嘉陵ー本田、中国嘉陵工業の3社で契約を調印した。
現代のクラシックカーとしてその名の知られるモーガン、21世紀に入って真新しい工場とペイントショップも整い、カスタマーのオーダー待ちを2年にまで縮めると発表した。今までのオーダー待ちリストの中には、長いもので6年間なんていうのもあったのだ。
98年8月以来の1ドル=127円台に円安が進行したことで、全体相場は小反発。輸出関連株が上げる半面、株価が低位な銘柄は下げる好対照の展開となった。自動車株は、ほぼ全面高。
九州地区のマツダ系ディーラーが合併するのに伴って、九州経済産業局は、合併に伴う登録免許税の軽減など、優遇措置が受けられる産業活力再生特別措置法に認定した。合併によって発生する登録免許税増資分の0.7%の税率が0.15%に、不動産取得税0.6%が、0.3%に軽減される。
アメリカの総合エネルギー大手企業、エンロンが連邦破産法11条の適用を受けて倒産したことに伴って、カー用品最大手のオートバックスセブンは今期の決算で15億7800万円の特別損失を計上すると発表した。
業績の低迷する企業への信用不安から警戒感が高まり、全体相場は急反落。1ドル=126円台に円安が進行したが、自動車株も全面安となった。トヨタ自動車が反落、日産自動車が続落し、ホンダも3日ぶりに反落した。
三菱自動車工業は13日、IT(情報技術)業務のうちシステムの保守・運営業務および一部開発業務を日本IBMに委託することで基本合意したと発表した。従来のITコストの削減を図ることでIT関連の新規プロジェクトへの投資を拡大する。
富士重工業は13日、旧大宮製作所跡地(埼玉県さいたま市)に「富士重工宮原ショッピングセンター(仮称)」を開発すると発表した。2004年春に開業する。
全体相場は急反発、自動車株もほぼ全面高となった。トヨタ自動車が4日ぶりに反発し、ホンダが130円高の4910円と大幅続伸。さらには、スズキが84円高の1367円と急反発し、いすゞは4日ぶりに反発した。