三菱自動車工業は25日、今年秋からカナダ市場に参入すると発表した。2003年モデルをアメリカ向けと同じラインアップで投入し2007年には3万7000台を販売する。日本の大手5社中では最後発のカナダ進出となる。
トヨタ自動車は上限1500億円、または上限4500万株の自己株式を取得すると発表した。これまでは、取得した自己株式は消却していたが、今回は金庫株として塩漬けする。1500億円規模で金庫株とするのは日本企業として過去最大。
マツダは25日、同日に山口県の防府工場で累計生産台数500万台を達成したことを明らかにした。1982年9月に現在の防府第1工場で乗用車の生産を開始して以来、19年4カ月での達成となった。記念すべき500万台目は『ファミリアS-ワゴン』だったという。
見送り気分が強い中、全体相場は4日ぶりに小反発。平均株価は1万円割れ寸前まで売られたが、その後買い戻しが入った。円安が1ドル=134円台半ばまで進み、自動車株は全面高。注目を集めたのが、2001年の国内生産台数で日産を初めて抜いたホンダである。
マツダは24日、広島にある本社で事業所内保育施設を3月末に開設すると発表した。他業種ではすでに導入事例があるが、国内の自動車メーカーでは初めて。本社敷地内にある独身寮のスペースの一部を改造して設置。開設にあたっては国の助成制度も活用する。
トヨタ自動車は24日新型セダン『プレミオ』、『アリオン』の発売後1カ月の受注台数を発表した。セダンがミニバン人気に押される中、受注は月間販売計画の約3倍に達し、大方の予想を上回る健闘ぶりだ。
日産自動車は2001年の生産・販売・輸出実績を発表した。グローバル生産は前年比5.3%減の246万6995台で、2年ぶりに前年を割り込んだ。うち、国内生産は同4.1%減の127万0288台だった。輸出が低迷したのが主因。
VWグループジャパンの事業部の「ロールス・ロイス&ベントレーモーターカージャパン」は、2001年12月に月間販売台数の過去最高となる21台を販売したと発表した。21台は前年同月比では約3倍、2001年通期の販売台数は90台で、前年比32%増となった。
日産自動車は、小型スポーツカーの『シルビア』と『スカイラインGT-R』(R34型)を今年8月で生産を終了すると発表した。
ホンダは23日『モビリオ』の発売後1カ月の受注台数が月間販売目標の2倍以上になったと発表した。20〜30歳代のニューファミリー層が全体の30%を占めた。