マツダは24日、広島にある本社で事業所内保育施設を3月末に開設すると発表した。他業種ではすでに導入事例があるが、国内の自動車メーカーでは初めて。
保育施設は本社敷地内にある独身寮のスペースの一部を改造して設置する。開設にあたっては国の助成制度も活用する。保育所の運営は育児用品メーカーのピジョンに委託するととともに、看護婦も常駐させて風邪など体調不良の子供でも預かることができるようにする。
マツダはマーク・フィールズ社長が「将来的に管理職の35%を女性にしたい」と発言するなど女性が活躍する場を広げていく方針。今回開設する保育所も夜9時まで子供を預かり育児世代の女性のキャリアアップを支援する。