米国株高ながらハイテク関連企業の業績悪化が嫌気され、全体相場は4日ぶりに反落。円安が一服になったことで、前日と一転して自動車株も全面安となった。
ホンダが、前日比250円安の5310円と5日ぶりに反落。前日まで4日間の上げ幅が400円とあって、終始利益確定の売りが先行する動きとなった。
同様の動きが他の主力メーカーにも波及し、この日は新規材料も無視された格好。日産自動車は、2005年までの燃料電池車開発計画が大手経済紙朝刊で報じられたが、株価は19円安の740円と4日ぶりに反落。
前日自社株買いを発表したトヨタ自動車も、180円安の3490円と同じく4日ぶりの反落となった。いすゞが70円台を割り込み、三菱自動車工業、スズキも安い。