GM(ゼネラルモーターズ)は、サーブの2006年第1四半期の世界販売台数と欧州販売台数がともに過去最高を更新したと発表した。今年に入ってからの3カ月間で、サーブは全世界で3万4192台を販売し、前年同期比24%増と大幅な伸びを記録した。
国内の新車需要が伸び悩むなかで幕を開けた2006年度は、各社のシェア争奪戦が一段と激化する様相だ。海外に比べて不振が目立つトヨタ自動車の巻き返しや、国内営業体制の改変に動く日産自動車とホンダ、登録車からの需要シフトで市場が拡大する軽自動車での首位争いなど、近年になく攻防の材料が揃っている。
米GM(ゼネラルモーターズ)の上席副社長であるトロイ・クラークGMアジア・パシフィック社長は、11日東京で開いた記者会見で日本3社との資本提携見直しについて「われわれが軽々に決めたものでなく、各社とよく相談して対応した」と説明した。
米GM(ゼネラルモーターズ)との資本提携を解消したいすゞ自動車の井田義則社長は11日の記者会見で、「国内企業だったいすゞをグローバルプレイヤーにしてくれたのが提携の最大の貢献であり、最大の財産。GMに心から感謝したい」と述べ、35年に及ぶ資本提携を総括した。
35年にわたる米GM(ゼネラルモーターズ)との資本提携を解消したいすゞ自動車の井田義則社長は11日、都内のホテルで行った記者会見で「今後は自主独立の経営を目指したい」と述べた。
米ゼネラルモーターズは本日、いすゞ自動車株式会社の保有全株式(7.9%)を売却すると発表した。GMといすゞの戦略的提携関係は今後も継続する。GM保有のいすゞ株式は、いすゞの戦略的事業パートナーであり、主要株主である三菱商事、伊藤忠商事、みずほコーポレート銀行に売却される。
BMWグループは10日、同グループの2006年3月の新車販売台数は、単月での販売台数で同社史上過去最高を記録したと発表した。販売台数は前年同月比で、BMW、MINI(ミニ)、ロールスロイス合わせて13.5%増の14万4316台。
日清紡はこのほど「経営3カ年計画2008」を発表し、05年度2740億円の連結売上高を08年度3600億円、そして営業利益を05年度100億円から08年度250億円にする目標を掲げた。
免停や免許取消になった人のための自動車保険が、イギリスで発売されている。自動車に乗れないのだから保険など必要ないと思うだろうが、さにあらず。自動車に乗れなくなった期間に利用した公共交通機関の料金をカバーする保険だ。
ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は7日、2006年3月度のBMWブランド車の新車登録台数が6479台に達し、1981年の会社設立以来25周年の年に、同社史上最高の月間販売台数を達成したと発表した。