アソビゴコロとよく言うが、フォード『エコスポーツ』こそ、近寄るとそんなオーラを感じる。ファニーでも奇異でもなく、けれど個性的で楽しげなスタイルは、写真で見るより実車のほうが数段、魅力的だ。
カタログ数値でJC08モード燃費17.4km/リットル(オプション装着の試乗車は16.0km/リットル)を達成した1.6GT。もっともプレーンな『レヴォーグ』だが、その素性のよさは乗ると実感できる。
『GLAクラス』の外観は一見すると『Aクラス』に似ている。が、ホイールアーチやサイドウインド形状、ドアのプレスラインなどを含め専用デザイン。140mmの最低地上高も実は『Aクラス』より30~45mm高いのだ。
直近のマイナーチェンジで、新開発の“高熱効率・低燃費エンジン”を搭載した『パッソ』。その1リットル3気筒エンジンは「1KR-FE」と型式こそ従来と同じだが、JC08モード燃費は27.6km/リットルと、ガソリンエンジン登録車中トップの数値を打ち出した。
試乗車は、いわゆる“ビル足(ビルシュタイン製ダンパー)”付きの「1.6GT-S EyeSight(アイサイト)」。初期受注で1.6リットルは80%、うちSグレードも80%だそうで、アイサイトは実に99%を占めるというから、1番の売れ筋モデルということになる。
フードとフェンダーはおそらく従来型の踏襲。けれど新型『ヴィッツ』のマスクは、溌剌としており程よい個性も感じられ好感がもてる。最初からこのデザインでもよかったのでは……と思えるほどだ。
『アクセラ』には、ガソリンエンジンのベーシックな1.5リットル車にのみ4WD車が設定され、それは、ハッチバックの「スポーツ」だけでなく「セダン」にも用意される。
有言実行とは、まさにこのことか。“スポーツ”を名乗る『アクセラ』の5ドアハッチバックは、どのモデルも実にスポーティ。なかでも「20S」の6速MT車もまた、そうしたキャラクターを象徴する1台だ。
生活4駆。そうそうそんな呼び方が昔あった……と思い出した。とはいえそこは最新の『アクセラスポーツ』の一員。走りの質とレベルが昔とはまったく違う。
“スポーツ・カー”とBMW自身も明言する『M235iクーペ』。新しい『2シリーズ』の上位に位置づけられるこのモデルは、BMW M Performance Automobilesの手により仕立てられた走りにこだわりをもつ1台だ。