マツダの新型『デミオ』の豪華仕様「13S Lパッケージ」の内装は、相当にお洒落である。ランチア『イプシロン』やフィアット『500』といったイタリアンコンパクトが気になるユーザーなら心を容易く射止められるのでは…とさえ思える。
ついに一般公道での試乗が叶ったマツダの新型『デミオ』。基本となる1.3リットルのガソリンエンジンを試してみたが、その走りをひと言で表現すれば、“爽快”だった。
“4”の時代の「R32」以来、『ゴルフ』の高性能ラインとして認知される「R」。最新の“7”をベースに投入される最新モデルは、その魅力度をアップさせた。
オトナな雰囲気のロードスターは2014年9月受注分で生産中止と発表済み。何とも残念だ。一方でクーペは基準車、NISMOが続いており、先ごろマイナーチェンジが入った。
BMWの分類上“Xモデル”の一員で『X6』に次ぐスポーツ・アクティビティ・クーペとして登場の『X4』。昨今ラインアップ拡充が著しいBMWの新顔、である。
試乗車は“AMGライン”と“アジリティパッケージ”を装着した「C200アバンギャルド」。18インチタイヤや、標準車と差別化した外観(前後バンパー等)は、さり気ないが強い存在感を放っていた。
2トーンおよび“プラズマイエローパールメタリック”は、ベース車の XG-DJE にはない特別仕様車「STYLE」だけのボディ色。けれど、走りの心地よさもトクベツなのは、試乗してみての大きな発見だった。
大胆で力強くあるべきSUVのせいか、『NX』のレクサス流外形デザインは、セダン系よりも馴染んで見える。「F SPORT」固有のグリル、ディテールも“着こなしている”と思えた。
芯線にケブラーを用いた強靭なベルトで繋いだISG(モーター機能付き発電機)新搭載が何といってもキモ。“Sーエネチャージ”に進化した『ワゴンR FZ』は、走りもまた洗練させた。
遠近法を度外視すれば、フロントは『Eクラス』、リヤは『Sクラス』と見紛うほど。それはルーツのW201(『190シリーズ』)以来の、クラスレスな同車のデザイン手法でもある。