2列/5シーターのC4ピカソは、「グランド」に対し、全長が170mm、ホイールベースが60mmそれぞれ短い。が、ホイールベースはたとえばワゴンのプジョー『308SW』より50mm長く、1630mmの全高とともに空間重視のMPVらしさは一目瞭然だ。
『エスクァイア』にも設定される福祉車両。なかでも介護の現場で必要とされる「車いす仕様車」は、広く活用される車両のひとつだ。
ひとえにデザインの違いだと思うが、新型『レガシィB4』は、先代よりもずっとしなやかで上品な佇まいが印象的だ。ガシガシと主張しすぎず、クルマが空気を読んでいる…そんな気さえする。
ある意味、ダウンサイジング。“新上級コンパクトキャブワゴン”をコンセプトに、5ナンバーを堅持しながら、上級車「アル / ヴェル」風の高級感を取り入れた…のだから。
第一印象は“非常にオーソドックス”だった。「(日本の多くの)MPV、ハイトワゴンとは一線を画す」(BMW広報室)としながらも、ファミリーカーとしての安心感を重視したのだろう。
多くのSUVを見かける街中でも、『イヴォーク』の存在感は相変わらず。今回の試乗車のような“真っ黒”な個体だと、そこだけ空気が違っているような、凄みとも緊張感とも言えない(言える?)オーラを発しているのは、運転しながらでも感じた。
最低地上高200mmは初代(日本名は『ランカスター』)以来の同車が堅持するスペックのひとつ。『アウトバック』は、日本車には珍しく、ブレずに、独自のSUVコンセプトを一貫させてきた。
『RC300h』のF SPORTの車重は1740kgで、前後軸重は870 / 870kg。ラゲッジスペースルーム床下にハイブリッド駆動用バッテリーを積むこともあり、このバランスが実現されている。
北米を始め、海外に軸足を置くトヨタの世界戦略車。『カムリ』は、どちらかといえば、トヨタ車のヒエラルキーにとらわれない、独自のポジションにあるセダンで、それは今も変わらない。
『WRX S4』は、いわば『レヴォーグ』のセダン版だ。ただし1.6GTの設定はなく2.0GTのみで、このこととWRXのネーミングが“高性能セダン”であることを主張している。