全長で+50mm、全幅で+60mmそれぞれ先代よりボディサイズが拡大したセダンの『レガシィB4』。新型は肩口が張っていた先代より、エレガントな佇まいに好感がもてる。
“F”の頂点に君臨するのが『LFA』だ。が、『RC F』は、それより身近とはいえ、存在感、走りの手応えは、やはり並々ならぬものだ。
MINI『ハッチバック』に新登場の5ドアには「クーパー」と「クーパーS」が設定され、どちらも6速ATのみを用意する。今まで「3ドアでは少々不便」と考えていた実用派向けの設定だ。
「R50」やclassicの元オーナーとして「これぞミニ中のミニだ!」と改めて思わせられた。『ワン』は『クーパー』『クーパーS』に続き設定された3ドアモデルのベースグレードだが、やはり“素の味”のよさを実感させてくれる。
“R-Line”とだけ聞くと、いかにも気負った外観、仕様を想像する。ところが実車は、むしろプレーンに思えるほどのスマートさだ…と思えた。
新型VW『ポロ』の標準モデルが、この「TSIコンフォートライン」だ。とはいえプリクラッシュブレーキシステム(Front Assist Plus)、シティエマージェンシーブレーキなど能動的安全性に関する機能は標準搭載する。
3ドアに対しホイールベース+70mm、リヤオーバーハング+95mmそれぞれ延長、4mちょうどの全長となった『ミニ』クーパー5ドア。リヤウインドはより寝かされ、ルーフが伸び過ぎないように(それはクラブマンの領分?)バランスをとっている。
試乗車のグレードは「GL」。何か雰囲気が違う?と思わせられたのは、バンパーコーナーがボディ色(オプション)になっていたためだ。
許された試乗時間は10分。それで何がわかったか? といえば、現存するどのスーパースポーツカーよりも実験的で挑戦的な外観とは裏腹に、走りはむしろ正統派スポーツカーらしいもの…と感じたことだった。
新旧『ジューク』を見較べると“大筋”では変化の度合いは小さい。個性的なこのクルマのスタイルには、不評なココに修正をかけよう…といった話は不要だったのだろう。