【スカイライン 200GT-t Type SP 試乗】持ち味として実感するのは“若さ”…島崎七生人

試乗記 国産車
日産・スカイライン200GT-t Type SP
  • 日産・スカイライン200GT-t Type SP
  • 日産・スカイライン200GT-t Type SP
  • 日産・スカイライン200GT-t Type SP
  • 日産・スカイライン200GT-t Type SP
  • 日産・スカイライン200GT-t Type SP
  • 日産・スカイライン200GT-t Type SP
4気筒の『スカイライン』というと“FJ20”(1981年R30型RSに搭載)を思い出す。今でも身体が覚えているが、最初のNAから、まさにレーシングカーさながらの猛々しさ、ビュアさが印象的なエンジンだった。

対してスカイラインにとって久々の4気筒エンジンは、ご承知のとおりダイムラー製だ。既存のモデルではメルセデスベンツ『E250』にも搭載される。もちろんスカイラインにポンと載せられた訳ではない。訊けばエンジン(リーンバーンではなく通常のストイキを使う)や7速ATの特性のチューニングほか、コンピュータ系の通信プロトコル、フロアパン形状など、さまざまな手が入っているという。スペック自体は211ps/35.7kg-mと同じだが、最大トルクの発生回転域はスカイラインのほうが狭めて設定され、JC08モード燃費も、E250が15.5km/リットルなのに対し、200GT-tは13.0km/リットルだ。

走らせた印象は、先行するハイブリッド車がいかにもインフィニティバッジのクルマらしい重厚、上質でなめらかなのとは趣が違った。車重で120kg軽量な分は実感できるとして、ハイブリッドよりクルマ全体が“若い”というべきか。試乗車の19インチタイヤも「この200GT-tには17インチのほうがよりナイーブなタッチが味わえるのでは? 」と想像した。「ドライブモードセレクター」にプリセットされた“SPORT”を選んだほうが、ステアリングの落ち着きが増して感じられ、高回転で音の演出が入るエンジンもより活き活きとまわしてながら使える…といった印象。


■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★


島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
《島崎七生人》

編集部おすすめのニュース

特集