どこかで見覚えのある緑色は、先代『フィット ハイブリッド』に使われた“フレッシュライム・メタリック”。けれど『N-ONE』の自然体のスタイルに実にマッチする。この色を合わせたデザイナーのセンスに拍手!だ。インテリアパネルもボディ色を差し色に使い、これもいい。『N-ONE』は全車標準でこうしていいのでは? と思う。試乗車は“スペシャルカラースタイル”と銘打つ特別色で、さらにルーフはホワイト色。ただそれだけ…だが、楽しげで、ドライバーの気持ちを軽くしてくれる。現在の色バリエーションは全25パターンと豊富に揃う。最新モデルはターボの2WD車で、JC08モード燃費を25.4km/リットル(従来は23.2km/リットル)に上げた。さらに安全装備の標準化の拡大始め、快適装備の追加も行われた。走りは燃費を改善したにもかかわらず、これまで以上に快活でパワフルな印象。これに伴って、ステアリングの操舵力(の軽さ)やダンパーの効き(低速でよりしなやかさを希望したい)など、さらにこだわってほしいとも思えた。装着タイヤはヨコハマBluEarth A34 155/65R14 75Sだった。ちなみにアルミホイールの“掃除のしやすさ”は天下一品。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★オススメ度:★★★★★島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。
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