日本特有の規格で“ガラパゴス製品”と揶揄されてきた「軽自動車」だが、ようやく世界のヒノキ舞台でも日の目を見ることができる可能性が出てきたそうだ。
きょうの日経が1面トップに「EU,小型EV独自規格」とのタイトルで、「欧州連合(EU)が自動車分類に『小型EV(電気自動車)』枠を新設する」などと報じている。
それによると、新分類の名称は「E Car(イーカー)」。EU執行機関の欧州委員会が近く法案を発表し、主要機関の承認を経て、数年内に新制度を始めるという。
車体の大きさや重量、モーター出力に上限を設けるなど、通常のEVより技術要件を緩和することで、車両コストを下げて普及を促し、中国勢の低価格EVに対抗するのが狙いとみられている。
さらに、「EUは日本の軽自動車規格を参考にしており、新分類の設定で日本勢にとっても、欧州攻略への戦略を左右することにもなる。国内で展開している車両をそのまま輸出できれば、販売拡大につながる可能性もある」とも伝えている。
2025年12月9日付
●青森震度6強、M7.6太平洋沿岸に津波警報(読売・1面)
●次世代車競争巻き返しへ、ソフトウエアで機能更新、テスラやBYD先行 (読売・8面)
●スズキ子会社に勧告、公取委、買いたたきを認定 (朝日・25面)
●パナ野球部休部へ、事業見直し伝統に幕、成績不振一因(毎日・15面)
●企業倒産、2年連続1万件超か (東京・4面)
●EU,小型EV独自規格、域内生産を保護、中国勢に対抗、日本の「軽」参考に(日経・1面)
●「自動運転」300万円の車でも、ファーウェイ、複数社に技術提供、スマホ制裁の影響補う (日経・10面)
●太平洋工業、TOB期間を延長へ (日経・13面)
●世界新車販売、ホンダ、9位に後退、7~9月、中国・東南アジアで不振(日経・15面)






