トヨタ『JPN TAXI』改良モデルにタクシー運転手も注目? SNSでは「タンク容量増加は有難い」の声

トヨタ『JPN TAXI』の一部改良モデル 匠(上級グレード)
  • トヨタ『JPN TAXI』の一部改良モデル 匠(上級グレード)
  • トヨタ『JPN TAXI』の一部改良モデル 匠(上級グレード)
  • 外部給電アタッチメント
  • ブラインドスポットモニター
  • 7インチTFTカラーメーター(メーター照度コントロール付)+マルチインフォメーションディスプレイ
  • 天井サーキュレーター
  • プリクラッシュセーフティ(交差点右折時の対向直進車・右左折時の横断歩行者・自転車運転者検知機能)
  • プリクラッシュセーフティ(低速時加速抑制機能)

トヨタ自動車は2日、タクシー専用車両『JPN TAXI』(ジャパンタクシー)の一部改良モデルを発売した。今回の改良では、LPGタンクの容量拡大のほか、顧客の声を反映してタクシー用車両としての機能を向上させた。SNS上では「タンク容量増加は有難い」といったコメントが集まっている。

主な変更点として、LPGタンクの容量を従来の52リットルから58リットルに拡大し、航続距離を延伸した。また、メーターの意匠を変更して視認性を向上させ、外部給電アタッチメントを全グレードにメーカーオプション設定した。

天井サーキュレーター天井サーキュレーター

快適性の面では、天井サーキュレーターの吹き出し口のフィンを可動式に変更し、利用者自身で調整できるようにした。

安全面では、「Toyota Safety Sense」の機能を大幅に強化。プリクラッシュセーフティの検知範囲を拡張し、従来の昼間の歩行者に加えて、夜間の歩行者、昼夜の自転車運転者、昼間の自動二輪車にも対応。さらに交差点での右折時の対向直進車両や、右左折時の横断歩行者・自転車運転者、交差点進入時の車両および自動二輪車も検知対象に追加した。

新たに緊急時操舵支援機能と低速時加速抑制機能も搭載し、急な操舵による車線逸脱の抑制や、低速走行時の急加速を抑制して衝突回避をサポートする。安全装備では、従来の車線逸脱警報に車線逸脱抑制機能を追加したレーンディパーチャーアラート(LDA)を装備。ヘルプネットとeケアを標準化し、上級グレードにはブラインドスポットモニターをメーカーオプション設定している。

7インチTFTカラーメーター(メーター照度コントロール付)+マルチインフォメーションディスプレイ7インチTFTカラーメーター(メーター照度コントロール付)+マルチインフォメーションディスプレイ

X(旧Twitter)では、「メーターカッコよくなってる」「自家用で売ったら売れるんじゃね?」など一般ユーザーの間でも話題となっている。

さらに、タクシー専用車両ということもあって、タクシー運転手と思われるユーザーからのコメントも寄せられている。

「エアコンをフルに使うと満タンで320~350km位しか航続距離が無いのでタンク容量増加は有難い」「うちも初期型じゃなくて入れ替えてくれよ、航続距離でいつも泣きみてるんだから」といった声が上がっており、LPGタンクの容量拡大は大きなインパクトがあったようだ。また、「ついに来ましたか… でも、6Lはもう少し欲しい気もする」とさらに拡大を希望する声も見られた。

JPN TAXI改良新型の価格は標準グレードの「和」が345万5100円、上級グレードの「匠」が368万0600円となっている。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集