GM(ゼネラルモーターズ)ジャパンは1月30日、キャデラック『XT4』、『XT5』、『XT6』、『エスカレード』、シボレー『カマロ』(箱型・幌型)の燃料ポンプコントロールモジュールに不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2020年7月22日~2024年3月19日に輸入された5車種、5型式の計1775台。
燃料ポンプコントロールモジュールにおいて、製造工程が不適切なため、適切に基板回路のコーティングがされていないものがある。そのため、コントロールモジュール内に湿気など水分が付着すると腐食が進行し、短絡が発生して、最悪の場合、エンジン停止して走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキシステムコントロールモジュールのソフトウエアをアップデートする。
不具合は165件発生、事故は起きていない。