日野自動車は7月30日、配線の短絡が発生、火災に至るおそれがあるとして大型トラック『プロフィア』2827台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは、2017年8月11日から2025年7月11日に制作されたプロフィア6型式の計2827台。
スターター電気配線において配索ばらつきの設計検討が不十分なため、クロスメンバのエッジ部と干渉しているものがあることが原因。そのまま使用を続けると走行時の振動等で当該配線の被覆が損傷し、最悪の場合、配線の短絡により火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両のスターター電気配線の配索を変更する。なお、当該配線に損傷が認められる場合は補修または新品に交換する。
不具合は1件発生、事故は起きていない。