ダイハツ、ハイゼットトラックなど18車種14万7000台を追加リコール…燃料ポンプ不具合

ダイハツ ハイゼットトラック(2019年)
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ダイハツは5月26日、『ハイゼットトラック』など18車種14万7000台について、燃料ポンプ不具合でエンストのおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、ダイハツ『ムーヴ』『キャスト』『ミライース』『ミラトコット』『タント』『ウェイク』『ハイゼットキャディ』『ムーヴキャンバス』『コペン』『ハイゼットトラック』、トヨタ『ピクシスジョイ』『ピクシスエポック』『ピクシスメガ』『ピクシストラック』、スバル『プレオプラス』『ステラ』『シフォン』『サンバートラック』の18車種で、2019年5月9日から9月3日に製造された14万7042台。

対象車両は、燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、燃料ポンプを対策品と交換する。不具合は147件発生、事故は起きていない。

ダイハツは2021年6月24日付けで、2017年7月3日から2019年5月8日に製造された95万6221台を対象に同内容のリコールを届け出ているが、検証を進めた結果、対象拡大の必要性が判明したため、新たに届出する。

《纐纈敏也@DAYS》

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