ベントレー『コンチネンタル GT』、専用グリルを「アズール」に…欧州2024年型

縦基調のメッキグリルを装着

乗り心地を向上させる「ベントレーダイナミックライド」

最新の先進運転支援システムを標準装備

ベントレー・コンチネンタル GT の「アズール」の2024年モデル
  • ベントレー・コンチネンタル GT の「アズール」の2024年モデル
  • ベントレー・コンチネンタル GTC の「アズール」の2024年モデル
  • ベントレー・コンチネンタル GT の「アズール」の2024年モデル
  • ベントレー・コンチネンタル GTC の「アズール」の2024年モデル
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ベントレー(Bentley)は、2ドアクーペ『コンチネンタルGT』と、そのオープン版の『コンチネンタルGTC』の「アズール」の2024年モデルを欧州で発表した。ベントレーが4月27日に発表している。

◆縦基調のメッキグリルを装着

ベントレー・コンチネンタル GT の「アズール」の2024年モデルベントレー・コンチネンタル GT の「アズール」の2024年モデル

2024年モデルでは、最上位SUVの『ベンテイガEWB』のアズールから着想を得て、「バーティカル・ベイン・グリル」を採用した。他のコンチネンタルGTとコンチネンタルGTCのメッシュパターングリルとは異なり、縦基調のメッキグリルが装着される。

ベントレーのアズールシリーズは、ウェルネスとテクノロジーを強調しているが特長だ。コンチネンタルGTとコンチネンタルGTCのアズールには、新たにロフト付きキルティングパターンが採用されている。

また、アズールシリーズに標準装備されているディープパイルオーバーマットも改良された。100%ピュアウールを使用したディープパイルの「Wilton」カーペットは、ベルベットのような感触があるという。ウールは、厳選されたものを使い、使用前に品質基準を満たすかどうかテストしている。

また、全モデルで標準装備されているカーペットは、よりサステナブルなものに。新しいカーペットは100%リサイクルナイロン製。従来は100%ナイロン製だった。カーペットの快適性と肌触りはそのままという。

◆乗り心地を向上させる「ベントレーダイナミックライド」

アズールシリーズには、「フロントシートコンフォートスペシフィケーション」が採用されている。最大22ウェイまで調整可能なシートにより、95%の男性から5%の女性まで、あらゆる身長と体重の乗員が理想の座席位置を見つけることができる、と自負する。ヒーターとベンチレーション機能により、快適さと眠気予防のために最適な体温を維持することも可能だ。

アズールシリーズは、6つのプログラム設定が可能なマッサージ機能により、筋肉と姿勢を常に微調整する。また、アジャスタブルサイドボルスター、電動シートベルトアジャスト、コンフォートヘッドレストを装備し、フロントシートコンフォートスペシフィケーションとしている。

アズールシリーズには、「ベントレーダイナミックライド」を搭載する。ベントレーの48Vアクティブアンチロールコントロールシステムは、乗り心地を高め、ロールを制限して、よりスムーズでリラックスした移動を追求している。このシステムは、必要に応じてアンチロールバーを電子的に切り離して乗り心地を滑らかにし、コーナリング時には0.3秒で最大1300Nmのアンチロールトルクを加えて、車体を平らに安定させる。

◆最新の先進運転支援システムを標準装備

アズールの全モデルには、「ツーリングスペシフィケーション」のドライバーアシスタンスシステムが標準装備されている。アダプティブ・クルーズ・コントロールは、前走車との距離を一定に保ち、前走車が減速したら減速し、必要に応じて停止。車線がなくなったら設定速度に復帰する。レーンアシスト、トラフィックアシスト、ベントレーセーフガードとともに、ベントレーに搭載されたレーダーとカメラシステムは、周囲の交通と道路を常に監視し、必要に応じて介入して、事故を防止または回避することが可能という。

さらに、ドライバーのリラックスした操作感を高めるために、視界の中に直接道案内を表示するヘッドアップディスプレイや、赤外線カメラを使ってLEDヘッドライトの照射範囲外の歩行者、サイクリスト、動物などを識別するナイトビジョンも搭載している。

《森脇稔》

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