北米カーオブザイヤー主催団体は9月21日、「2022北米カーオブザイヤー」(2022 North American Car of the Year)の第2次選考8車種を発表した。 北米カーオブザイヤーは今年で29回目だ。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。 2022北米カーオブザイヤーの第2次選考8車種は、以下の通り。 ●アウディA3新型 ●キャデラックCT5-Vブラックウィング ●ジェネシスG70 ●ホンダ・シビック新型 ●ルーシッド・エア ●メルセデスベンツEQS ●メルセデスベンツSクラス新型 ●VWゴルフR/GTI新型 日本メーカーでは、ホンダ『シビック』新型が唯一、ノミネートされた。前回は、レクサス『IS』改良新型、日産『セントラ』新型、アキュラ『TLX』新型の3台が、ノミネートされていたが、今回は日本メーカーからは1車種のみが選出された。 また欧州勢では、アウディ『A3』新型、メルセデスベンツ『EQS』、メルセデスベンツ『Sクラス』新型、VW『ゴルフR』新型と『ゴルフGTI』新型が選ばれた。前回は、新型『4シリーズ』をはじめ、新型『3シリーズ』と改良新型『5シリーズ』の両プラグインハイブリッド車(PHV)がノミネートされていたBMWは、今回は選出されていない。 EVでは、メルセデスベンツEQSと、テスラのライバルと称される米国のルーシッド・モーターズの新型EVセダン、『エア』がノミネートされている。 2022北米カーオブザイヤーは2022年1月、米国で発表される予定だ。前回は、ヒュンダイのコンパクトカーの『エラントラ』新型が、北米カーオブザイヤーを受賞している。