メルセデスベンツ Sクラス 新型、防弾仕様車発表へ…IAAモビリティ2021

従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)
  • 従来型メルセデスベンツ Sクラス の「S600 ガード」(参考)

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は、ドイツで9月に開催されるIAAモビリティ2021において、メルセデスベンツ『Sクラス』新型の防弾仕様車、『Sクラス・ガード』を初公開する。7月29日、メルセデスベンツが発表した。

メルセデスベンツは90年以上に渡って、防弾対策などを施したリムジンを製作し、各国元首やVIPに納車してきた実績を持つ。1980年以降、歴代Sクラスには、防弾仕様車が用意されてきた。

従来型Sクラスの防弾仕様車が、最上位グレードの「S600」をベースにした「S600ガード」だ。S600ガードの見た目は、通常のSクラスと変わらない。しかし、その中身にはかなり手が加えられていた。ボディパネルと車体構造の間には、特殊なスチール素材を入れて強化。また、全ての窓ガラスには、特殊ポリカーボネート加工を施した防弾ガラスを導入した。この結果、S600ガードは、ドイツの防弾性能規格で最高レベルの「VR9」を達成していた。

車両重量の増加に対応して、サスペンションやブレーキを強化。サスペンションには、「エアマチック」が採用された。タイヤはランフラットで、パンクした状態でも、最長で30km走行できる。このほか、自動消火システム、非常事態を伝える緊急アラームなどの特別装備が盛り込まれた。

メルセデスベンツは、ドイツで9月に開催されるIAAモビリティ2021において、メルセデスベンツSクラス新型の防弾仕様車、Sクラス・ガードを初公開する予定だ。防弾仕様車の開発における90年以上のノウハウが、新型にも投入されると見られている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集