BMW Mの他の高性能モデルと同様に、新型M4クーペには、2つのパフォーマンスレベルが用意される。標準仕様は、最大出力が480hp/6250rpm、最大トルクが56.1kgm/2650~6130rpmだ。トランスミッションは6速MT。BMWによると、純粋なパフォーマンス体験と、車両をダイレクトに操る感覚を好む顧客にとって、マニュアルトランスミッションモデルのバリエーションは、このセグメントでユニークなオファーになるという。
BMW Mは2021年、セーフティカーのカラーリングに新しいアプローチを導入した。従来のクラシックなモータースポーツホワイトの代わりに、セーフティカーはMモデルの専用色、サンパウロイエローで塗装された。なお、新型M4クーペのセーフティカーは3月28日、カタールで決勝レースが開催されるMotoGPの2021年シーズン開幕戦で、実戦デビューする予定だ。《森脇稔》