コーンズテクノロジー、サイレンチウム社のノイズキャンセリングを初展示…オートモーティブワールド2021

コーンズテクノロジーのブース(オートモーティブワールド2021)
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コーンズテクノロジーは1月20日に東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド2021に、イスラエルのソフトウエアメーカー、サイレンチウム社のアクティブノイズキャンセリング技術を初展示している。

コーンズテクノロジーは2020年10月にサイレンチウム社との日本でのパートナーシップ契約締結を発表。今回紹介しているサイレンチウム社のアクティブノイズキャンセリング技術は車内のノイズをリファレンスマイクで収集し、スピーカーからノイズ音と逆の位相を出力することでノイズを除去するというもの。

さらにサイレンチウム社のノイズキャンセルアルゴリズムは学習機能を備えており、センサーからコントローラーへ低減させた後のノイズ情報をフィードバックさせることで、ノイズ除去が適切に行われているかを都度学習し、最適なノイズ除去効果が得られるとしている。

これによりロードノイズなどの車内に伝わる騒音を低減させるだけでなく、運転席と助手席で別々の音楽を楽しめることもできるソリューションも用意しているという。また遮音材などを減らすこともできるため、車両の軽量化にも貢献できるとのことだ。すでにジャガーブランドのモデルや中国の高速鉄道の一等車両などで採用されているという。

このほかコーンズテクノロジーのブースでは同じく日本でのパートナーシップ契約を締結している米国のライダーメーカー、ルミナ―テクノロジーズ社製の1550ナノ波長帯の次世代型ライダーを日本初公開している。

905ナノ波長帯の既存のライダーに比べて、より長距離の検知が可能となるとともに、小型化でき、消費電力も半分ですむという。

《小松哲也》

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