ダイハツ工業が東京モーターショー2019でサプライズ公開した『新型コンパクトSUV』は、7月に発表した新型『タント』に続く「DNGA(ダイハツ・グローバル・アーキテクチャー)」採用第2弾となる。正式な車名は未公表ながら、発売は年内を予定しているという。
車両サイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、ホイールベースは2525mm。コンパクトSUVと言われる車種の中でも小ぶりのサイズになるため、総排気量996ccターボ付きエンジン搭載(最高出力98ps、最大トルク140Nm)ならパワーは申し分ないだろう。
運転席に腰を据えるとダイハツらしさがうかがえる。小ぶりのボディでも狭苦しさは感じることがなく、メーカー担当者も「中は広く作られています。ダイハツは軽自動車で“決められたサイズの中で、いかに車内を広く作るか”という技術を蓄えてきています。それが存分に発揮されています」と説明。見た目はコンパクトだが、広々とした車内がセールスポイントだ。
展示車両はFFだが、市販車では4WDも用意されるという。ボディカラーはツートンカラー3色を含めた全11色を展開。トランスミッションはCVTだ。