MINI初の本格EVモデル『MINI E』(仮称)の最新プロトタイプを、オーストリア・アルプスでカメラが捉えた。
ベースとなるMINIハッチバックとの違いは、エキゾーストパイプを持たないリアバンパーや、グリルレスとなるフロントマスクと充電口持つこと。さらに2017年のフランクフルトモーターショーで初公開した『エレクトリック コンセプト』と同タイプのホイール装着していることだ。
さらにドアには「Electric Test Vehicle」(電気テスト車両)のステッカーが貼られ、この車が完全エレクトリックであることを疑う余地はない。
パワートレインは、BMW『i3』のEVテクノロジーが移植される見通しだ。1度の充電による航続は400kmを目指し開発が進められているといい、急速充電では、約40分で最大80%の充電を完了する。最高出力170ps、最大トルクは250Nmを発揮、0-100km/h加速は7.3秒のパフォーマンスが予想されている。
ワールドプレミアは、早くとも2019年後半と伝えられている。