ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月6日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2018において、「ワールドラグジュアリーカー2018」の最終選考3台を発表した。ワールドラグジュアリーカーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の賞のひとつ。今回は2016年秋から2017年秋にかけてデビューした新型車の中から、最もラグジュアリー性に優れるモデルを選出する。条件は、2018年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。世界20か国以上、およそ70名のジャーナリストが、投票を行う。ワールドラグジュアリーカー2018の最終選考3台は、以下の通り。●アウディA8●ポルシェ・カイエン●ポルシェ・パナメーラ最終選考3台は、すべてドイツ車。アウディから新型『A8』、ポルシェから新型『カイエン』と新型『パナメーラ』の2台が選出された。第二次選考段階で、日本メーカー車で唯一の新型レクサス『LS』は、最終選考に進めなかった。BMW『6シリーズ・グランツーリスモ』も、今回脱落した。ワールドラグジュアリー2018は3月28日、米国で開幕するニューヨークモーターショー2018で決定する予定。前回は、新型メルセデスベンツ『Eクラス』が栄冠を手にしている。