【WEC】アロンソの加入に豊田社長…「クルマがさらに鍛えられる。本当に楽しみ」

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昨年11月のバーレーンテスト。アロンソはトヨタTS050をドライブした。
  • 昨年11月のバーレーンテスト。アロンソはトヨタTS050をドライブした。
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30日、F1王者フェルナンド・アロンソの世界耐久選手権(WEC)におけるトヨタLMP1陣営入りが発表された。豊田章男トヨタ社長はアロンソの加入に際し、「クルマがさらに鍛えられる。本当に楽しみ」とのコメントを公表、ともにルマン初制覇を目指す決意を新たにしている。

グラハム・ヒル以来とされる世界3大レース制覇の偉業に向けて、F1参戦継続とは別にインディ500優勝とルマン24時間レース総合優勝を成し遂げたいアロンソ(F1モナコGP優勝は達成済み)。そして、今年こそルマン初制覇という悲願を成就させたいトヨタ。両者が共通の目標に向かって、ともに歩むこととなった。

アロンソは都合1.5年の期間でルマン2回を含むWECの2018-2019シーズンに向けてトヨタ(TOYOTA GAZOO Racing)に加入。中嶋一貴、セバスチャン・ブエミとのトリオでトヨタTS050の8号車を駆ることが正式発表された(もう1台の7号車はマイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)。トヨタ以外のメーカー系ワークスチームが続々と姿を消し、盛り上がりを欠きそうな面もあったWEC最上位クラス「LMP1」だが、一気に活気が戻ってきた印象さえあるビッグニュースとなっている。

アロンソは昨年11月のWECバーレーンテストでトヨタTS050をテスト済み。また、この1月にはLMP2マシンでデイトナ24時間レースに参戦、プロトタイプマシンでの耐久レース初戦を終えている。

自陣LMP1クラス参戦チームにアロンソを迎えた豊田社長のコメントは以下の通り。

「LMP1のクルマに乗ってみたい…そしてルマンを走りたい、勝ちたい…。その想いを叶えるためのパートナーとして、トヨタを選んでくれてありがとう。 今まで数々のレースを戦い、我々の誰もが経験したことのない景色を見てきたアロンソ選手がトヨタGAZOOレーシングのクルマに乗ることにとてもワクワクしています。彼がクルマに乗ることで、我々のクルマがさらに鍛えられていくと思います」

「そしてドライバーやチームメンバー全員が耐久レースで今まで学んできたことに、彼の経験から学びとれることが加わると、トヨタGAZOOレーシングがどう成長できるのか…私自身、本当に楽しみですし、なによりメンバー全員がその成長を楽しみにしています」

「WECという耐久レースの道で、そのなかでも過酷を極めるルマン24時間レースという道でアロンソ選手とともにトヨタGAZOOレーシングが誰よりも長い距離を走り切れるよう、そして、その先にある“もっといいクルマ”をお客様にお届けするというゴールに向けても、心ひとつに一緒に走っていければと思います。6人のドライバーとともにトヨタGAZOOレーシングはゴールに向けて、“思いっきり”走ってまいります」

アロンソ+トヨタ、この新たな組み合わせがどんな化学反応を示すのか。2018-2019シーズンのWEC、特に2回あるルマン24時間が大いに注目される。

なお、2018年もマクラーレン(今季搭載パワーユニットはルノー製)からF1に参戦するアロンソのWEC参戦は、「F1と重ならない全戦」と発表されている。現段階でWEC2018-2019シーズンは全8戦の予定で、年内実施の5戦のうち、F1との重複は10月の第4戦富士だけの見込み。

富士でアロンソが見られないとすれば残念だが、6月の第2戦ルマンには参戦可能だ(前週がF1カナダGPなので、イベント期間が長いルマンに多少の日程的影響はあるかもしれないが)。おそらく来年もF1がルマンと直接的に重なる可能性は低いので、アロンソは今年と来年、2回のルマン総合優勝挑戦権を得たと言っていい。

WEC2018-2019シーズンの開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースは今年5月初旬の開催。このレースがアロンソのWECデビュー戦となる。
《遠藤俊幸》

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